鏡に映る像は、鏡の向こう側に同じ部屋がもう一つあるように見えます。2枚の鏡を向かい合わせると、鏡の向こうの部屋にも鏡があるので、その向こうにまた部屋があり……と、像は奥へ奥へと続いていきます。光が鏡の間を往復するたびに、新しい像が一つずつ生まれるのです。
ただし、実際の鏡は光を100%は反射しません。家庭用の鏡の反射率はおよそ9割で、残りはガラスや銀の膜に吸収されます。また、鏡のガラスはわずかに緑がかっています。そのため、奥の像ほど暗く、緑色を帯びていきます。このデモでもその性質を再現していて、⚙ の Reflect(反射率)と Green(緑がかり)で変えられます。反射率を 0.99 まで上げると、像はほとんど暗くならずに続きます。
見ている自分も、もちろん鏡に映ります。このデモでは、視点をカメラ付きのドローンとして表していて、ドローンは直接は見えず、鏡の中にだけ映ります。鏡に近づいて向き合うと、無数のドローン=無数の自分が奥へ並んでいるのが見えます。